【婚活ブログ】婚活は人生を考えることだから。

こんばんは。
東京・広尾恵比寿の結婚相談所ブライダルガーデン広尾の安河内程子です。

今日は3月11日。東日本大震災から14年が経ちました。各地で祈りが捧げられています。
少しだけ私のことをお話しさせてください。私は、四国・香川の大学を卒業したあと、そのままお隣の愛媛県でアナウンサーという仕事に就きました。当時は、職員の被災地への応援派遣が順番に行われており、また愛媛では伊方原発の停止もあり震災のニュースは日々様々な角度から伝えられていました。派遣から戻ってきた方の話を聞いては、ニュース映像で見る姿とその現地のギャップを感じ「現場に行かないとわからないことがきっとあるのだろう。」そう感じてもいました。

実は、私は四国の出身ではなく、九州・長崎の生まれなんですね。長崎の小・中学生は、毎年8月9日になると学校へ登校し、黙祷を捧げ、戦争による原爆投下で多くの方が犠牲になったその日のことを学ぶことになっています。そして、平和への想いをどう繋いでいくのかを毎年繰り返し考えさせられるのです。

もちろん、私はその当時を生きていたわけではありません。けれども、語り継がれてきた言葉の数々は、自分の故郷が壊滅的な状況に陥り、それでも人々は復興を信じ、長い年月をかけて新たな活気を取り戻してきたこと、そしてそこに“私の命は紡がれてきたこと”を強く教えてくれました。

だからこそ、東日本大震災が起きてから、福島という街が、想像もつかないくらいの甚大な被害を受け、大きな苦しみや悲しみを抱えながら、これからどのように復興を遂げていくのか、今を生きる人として自分の目で確かめ何かできることはないのか、そんな想いを胸の奥に秘めていました。そして、私は、震災から3年になる頃に縁もゆかりも全くない東北・福島のテレビ局へと転職し、働きはじめたのでした。

そこからは、日々取材や企画、がむしゃらに走り続けました。ずっと南で暮らしてきた私にとっては、寒さも異次元でしたが。独りで福島に暮らしながら、私なりに私の感じる目線で、そこに暮らし生きる人々から多くの声を聞きました。何かできたか問えば、結局私は何もできなかったけれど、福島で過ごした時間は、私にとって「生きる」ということを考え続けた3年半でした。「どう生きるのか?」福島の人は、日常の中で起きたあの日から毎日それを突きつけられ、迷い苦しみながらも自分なりに前を向き、答えを出しながら生きているのです。

私は、福島で結婚をし、出産もしました。
「どう生きたいか?」福島は私に教えてくれました。

婚活は、人生を考えることだと思っています。あなたがあなたの思う幸せを自分でつくるために、どう生きていきたいか?それを考えながら活動していくのです。そしてそれは、自分と対峙すること。だからこそ、とても孤独でもあるのです。けれども、結婚相談所婚活では‘私’がいます。仲人やアドバイザーやカウンセラーがいます。一人ではないからこそ、きっと頑張れることもあると感じています。
どんな答えでも、婚活を通して私はお一人お一人の、あなたの人生を応援したい。そう心から思っています。

幸せな暮らしを見据えて、婚活を、あなたの人生を、一緒に考えてみませんか?
きっと、あなたの大切なものが見つかります。
あなたの婚活を、心から応援しています。

3月11日、私にとっての福の島へ想いを馳せながら感謝と祈りを捧げます。

結婚相談所ブライダルガーデン広尾
代表 安河内程子